マタニティブルーだけじゃない・・パタニティブルーとは

核家族化が進み育児を家族みんなで行う時代ではなくなりつつあります。
そんな中でマタニティブルーになってしまう女性も多いのですが、実は女性にだけこうした心の不安定状態があるのではなく、男性にも育児の不安やストレスなどから精神的な不調をきたすことがあるのです。
これをパタニティブルーといい最近注目されています。

お子さんが生まれると家族の生活は一変し赤ちゃん中心の生活になり、親となった責任やこれからの育児に不安を感じる方も出てくるのです。
赤ちゃんと一緒に過ごす時間が多いお母さんがその不安を強く感じることで精神的に不安定になりますが、妊娠を経験していない男性が人の親になるというのも大きなプレシャーであり、気持ちが不安定になることもあります。

なぜ?パタニティブルーになるの?その原因は?

パタニティブルーになってしまう人は10人に1人、実に多い数字です。
女性のマタニティブルーの場合は出産して女性ホルモンが不安定になることが原因と言われていますが、男性のパタニティブルーの原因は特定されていません。
ただ慣れない子供の世話をすることによる不安や将来のこと、また自分が思っていた育児と違うと思ってしまうことで起こるといわれています。

仕事をこなしてほっとできる自宅にやっと帰れたと思っても、そこには子供の世話で疲れ切った妻がいて子供の世話を引き受ける、時には疲弊した妻の心のケアもしなければなりません。
家に帰ってお風呂に入り疲れた体を癒したいと思っていても、それがかなわないのです。
妻のように効率的な育児ができず自分でも情けないと思っているのに、妻からやり方を指摘されるなどするとさらに落ち込みます。
こうしたことが積み重なりパタニティブルーとなっていくのです。

無理してイクメンしている人もいる

仕事もしっかり行って家に戻ればかいがいしく子供の世話をしてくれる、こんな旦那さんが欲しい、うらやましいなんていう人も多いです。
しかしこのイクメンブームがぱたにてぃブルーに拍車をかけているといわれています。

いいお父さん・旦那さんになろうと頑張ってしまう人ほどパタニティブルーに陥りやすく、やがて長時間労働プラス育児で心が疲れてしまうのです。
イクメンを国が推奨するような動きがみられますが、世の中の新米お父さんたちは心休まる時間もなくパタニティブルーという状態に追い込まれています。

パタニティブルーから鬱へ移行しないように・・

パタニティブルーもひどくなれば鬱に移行することもあります。
鬱になれば治療に長いこと時間がかかったり、繰り返し症状が起こることもあるので早い段階で改善する方法を考えるべきです。
今すでにお子さんが生まれてちょっと心がつらい、しんどいという人はその気持ちを理解してくれる専門家を探すというのも一つの方法です。
例えば現代はメンタルクリニックも数多くなり鬱などの治療が必要ではない方も、不安などをとるために気軽に通っています。

これからお父さんになる人はまず「完璧」は求めないことが重要です。
子供が生まれたら部屋も汚くなるし食事も時に作れないことがある、これから生活が大きく変わるのだということを頭の中でシミュレーションします。

お互いにしてほしいことはその時に言えばいいし、できないことは「明日にしよう」でもいいのです。
こうしてくれるだろう、こうなっているはずと思うとできていないときにストレスを感じるので赤ちゃんがいる生活は予定変更が多いと考えておきましょう。
頑張りすぎない・夫婦でコミュニケーションをしっかりとる・相談できる人を作っておくなども必要です。